いよいよ今週です!
私達HOMKの初めての個展『雲散霧消』
まだ始まってもいないのですが、この展示が出来ることが夢のようで不思議で、ぎゅっと身を引き締められて、感謝で、何とも言えない状況です。
お貸し頂く築100年を超える古民家の柱に穴を開けるという責任。
昔の大黒柱はとても固くて、釘が逆に折れることもあります。作品を飾ることを拒むかのような、生きている。そう、生きているという表現が一番近い。長く育まれている木と池と空気。
ギャラリーではなく、このような場所で展示が出来るのは、とても恵まれていると思います。
私達の作品は大きなものや小さなもの、様々な表現がごっちゃごちゃに混ざっています。この混ざった感じを白一色の壁に展示したら、きっと滅茶苦茶でとても落ち着いて観ることなんて出来ないかな?とも思います。
今回の作品はほとんど今年2011年に制作したものです。
今年は震災があり、プライベートでも不幸があり、常に心の中が掻き混ぜられているような、落ち着くことが許されない年でした。
作品はその中で生まれました。雲散霧消とは『雲が散り霧が消え去るように、あとかたもなく消えてなくなること』という意味の四字熟語です。
毎日の生活で感じることや時間、光、想い、永遠のようで永遠なんて無い。私達のこの一年は、なくなることを常に考えさせられたような気がします。
展示会場全てが私達の作品です。
会場でゆっくりお茶でも飲みながら、今年のことや未来のことをお話ししましょう。
皆さんのお越しを心よりお待ちしています!
●日程 2011,12,2(金)〜12,4(日) 10:00〜17:00
●会場 滋賀県高島市安曇川町青柳894
●詳細 風と土の交藝2011
こんな素敵な建物で展示をします!是非是非!
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